うなぎで夏バテ対策はできるの?病院へ行くべき症状と理由を解説

こんにちは。高橋医院の岡本です。
みなさんは「土用の丑の日」をご存じですか。
「土用」は暦の上で立春、立夏、立秋、立冬の直前の約18日間のことで、「丑の日」は十二支の丑のことを指します。
うなぎを食べて夏バテ予防をするという習慣は、江戸時代に平賀源内が始めたといわれています。
今回は、うなぎと夏バテの関係についてお話しします。
夏バテの正体
夏バテの正体は、高温多湿の環境による自律神経の乱れです。
室内外の温度差や過剰な発汗、睡眠不足、強い紫外線による酸化ストレスも夏バテの原因となります。
うなぎは夏バテ予防に有効?
うなぎは夏バテ予防に効果が期待できる食材の一つです。
夏バテで不足しがちな栄養素が豊富で、食べることでエネルギーを迅速に補給することができます。
おもに、疲労回復に効果的なたんぱく質やビタミンが含まれる栄養価の高い食材のため、うなぎは夏バテ予防に役立ちます。
うなぎは栄養価が高い健康食材
夏バテ予防に有効なうなぎの栄養素について、ご紹介します。
たんぱく質
うなぎには良質なたんぱく質が含まれています。
筋肉の修復や免疫力の向上にも役立ち、さらにうなぎは栄養価が高いため疲れにくくなります。
ビタミン類
うなぎには、ビタミンAやビタミンB1・B2が豊富に含まれています。
ビタミンA
ビタミンAは、皮膚や粘膜、目の健康を維持するのに必要な栄養素で、抵抗力を高める働きがあります。
油と一緒に摂るとビタミンAの吸収率が高まるため、脂の多いうなぎと相性がよいとされています。
ビタミンB群
ビタミンB1は糖質の代謝を助ける栄養素で、疲労回復に効果的です。
またビタミンB2は、脂質や糖質、たんぱく質を分解してエネルギーに変えるのに役立ちます。
ビタミンB群が不足すると、寝ても疲れがとれない、集中力が持続しないといった症状が現れやすくなりますが、うなぎにはビタミンB群が豊富に含まれているため、症状回復につながります。
その他の栄養素
その他にも、DHAやEPAといった不飽和脂肪酸をはじめ、高齢者が不足しがちなカルシウムや鉄・亜鉛・ビタミンEも豊富に含まれています。
夏バテで病院へ行くべき症状とは?
夏バテの症状と病院へ行くタイミングを見ていきましょう。
以下が、主な夏バテの症状です。
- 全身の倦怠感
- 食欲不振
- 下痢
- 立ちくらみ
- 頭痛
- 吐き気
- 熱っぽい
- むくみ
上記の症状が続く場合は受診してください。
夏バテの症状が軽度でも、早い段階で医療機関を訪れて、処置を受けることが大切です。
早期回復につながり、症状の悪化を防ぐことができます。
夏バテと間違えやすい病気
夏バテと間違えやすい病気は、脱水症と熱中症です。
脱水症の初期は、全身の倦怠感や食欲不振となるため、夏バテと似ています。
脱水症は進行すると呼吸困難や意識障害などを引き起こします。
熱中症では、立ちくらみや頭痛が起きるため、夏バテと間違えやすいです。
熱中症は徐々に進行する夏バテとは異なり、症状が急激に悪化するのが特徴です。
夏バテになったら受診する診療科
全身の倦怠感や頭痛、食欲不振といった夏バテの症状が続く場合は、一般内科を受診してください。
脱水症や熱中症などの結果が出た場合、適切な処置を行います。
他の病気が疑われる場合は、別の診療科のご案内なども行うことが可能です。
夏バテの症状が出たら医師に相談を
毎日の食事にうなぎのような、たんぱく質やビタミン類などの栄養素が豊富な食材を取り入れることで、夏バテ予防ができます。
ただし、全身の倦怠感や食欲不振、立ちくらみといった夏バテの症状が出ていたら、早めに一般内科を受診してください。
適切な対処法や予防方法などをお伝えします。
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