こんにちは。
高橋医院、受付の岡本です

新年度がスタートする前日の3月31日は、「体内時計の日」に制定されています。新生活の変わり目となるこの日に、生活リズムを見直して体内時計を整えることを目的としています。今回は、体内時計の乱れの原因から体内時計の整え方について、ご紹介します。

【体内時計とは?】
体内時計は生き物が本来持っている、体内の環境を昼夜に合わせて整える機能です。生き物は体内時計により、約24時間の周期で体温や自律神経、ホルモン分泌を変化させ、血管や臓器の働きを調整しています。

体内時計の乱れによるトラブルでよく知られているのが、不眠や朝スッキリ起きられないといった睡眠の障害です。睡眠ホルモンとも言われる「メラトニン」は太陽光を浴びてから15〜16時間後に分泌されると言われています。朝、起きるのが遅く太陽光を浴びる時間が遅れると、メラトニンが就寝時に十分分泌されず、寝つきが悪くなってしまいます。

【体内時計が乱れる原因】
夜中に部屋の電気をつけて明るくしていることや、寝る直前までスマホなどを見てブルーライトを浴びていることが、体内時計の乱れが生じる原因です。夜中もスマホでゲームや動画を見たりSNSでやり取りしたりすることで、睡眠時間が遅くなり体内時計が乱れます。

また、朝食を抜く、夕食の時間が定まらない、夜中に暴飲暴食してしまうといった食生活の乱れも体内時計が乱れる原因の一つです。朝食を抜くと体が目覚めにくくなり、就寝前の食事は睡眠中に十分な休息が取れなくなってしまいます。

【規則正しい生活で体内時計をリセットしよう】
体内時計の乱れが長期間続くと思わぬ不調を招くことも…。まずは、朝7時ぐらいまでには起床するように習慣づけることから始めるのがおすすめです。体内時計が乱れてしまうと、一度ではなかなかリセットできませんので、時間をかけて少しずつ整えるようにしましょう。

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